ペトラの心境に変化が・・・The Sheikh's Virgin Bride
🔽「The Sheikh's Virgin Bride」あらすじ・ 感想の続きです。
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〜ネタバレあります〜
ブレイズのことが腹立たしいけど気になってしまうペトラ。
ついに彼に対する自分の気持ちに気づく時がやって来ます。
それは、ペトラがひとりでディナーに出かけた時のこと。
酔っ払いの男性グループにからまれ、窮地に陥ります。
そこに駆けつけて来たブレイズ。
彼女を助け出し、ホテルの部屋へ連れて帰ります。
ショック状態で泣き出してしまうペトラを抱きしめるブレイズ。
情熱的なキスを交わすふたり。
彼に対する欲望をはっきり自覚するペトラですが・・・
一方、ブレイズはショック状態の彼女に手を出すことをためらいます。
「こんなことをするべきではなかった」とペトラを残して立ち去るブレイズ。
ペトラは悲しみや怒り、羞恥心に駆られます。
ペトラは自分が拒まれたと思って傷ついていますが・・・
いやいや、それは違うでしょ。ブレイズも彼女が好きで欲しいけど、我慢したのよ〜
ペトラが大事だから!!
遊び人のように思われたブレイズは、実は紳士でした。
しかも。
ブレイズがただのサーファーではないことを示す描写がちらほら。
例えば・・・
- リムジンでやって来たVIPらしき一団の中にブレイズの姿を見かけた。
- ペトラが窮地に陥った際、レストランのマネージャーがブレイズに連絡した。
- ペトラが泊まっているホテルのフロントにブレイズが頷いて見せた。
などなど。
もちろん、ペトラは気づいていませんが〜
これは、ブレイズが実は・・・!というパターンじゃないでしょうか。
そして、
延び延びになっていた祖父と対面する瞬間がやって来ます。
母親の話から強くて荒々しい男を想像していたペトラ。
実際に出会ったのは病で弱った老人でした。
父がこっそり送っていた亡き母とペトラの写真を大切に持っていた祖父。
ペトラのことを「私の愛しい子供の愛しい子供」と呼びます。
そんな祖父を前に、ペトラは両親を亡くしてからずっと求めていた
肉親の愛情を感じるのでした。
ロマンス小説ですが、十代で愛する両親を亡くしたペトラという女性の
母方の親戚に対する反発や愛情を求める心など、思わず共感してしまう描写が。
これからの展開が気になります。