「この愛は、異端。」を読みました
週末に森山絵凪先生の「この愛は、異端。」を一気読みしました。
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この愛は、異端。 1 (ヤングアニマルコミックス) [ 森山絵凪 ] 価格:660円 |
〜 以下、ネタバレあります 〜
人気な作品なので以前から読みたいと思っていたのですが、
タイトルからダークなお話を想像して、躊躇してました。
shrichangは怖い話が苦手です・・・
それが、1巻を買って読んだら止まらなくなり
いい意味で、期待を裏切られました。
実際、ダークなところや残酷なシーンもあります。
主人公・淑乃は子供のころに両親を亡くして辛い経験をしているし、
生きるため悪魔と契約することになるし・・・
でも、その悪魔のベリアルさんが意外といい人なんです。
キャラ弁作ってくれたり、マメにアルバム作ってくれたり、
こんなにも尽くしてくれる人(悪魔)中々いないですよ。
しかも命懸けで守ってくれる。
淑乃さんも、悲劇のヒロインヒロインしていないんです。一途で強い。
ふたりの掛け合いが楽しくて、時々ギャグも入ったりするので
重いテーマであっても、深刻になり過ぎずにスラスラ読めてしまうのかと思います。
恋愛模様も、人間の男の子と三角関係になってもっとドロドロするのかな・・・と思いきや、
淑乃さんが一途で。
読んでてグッときました。
人間と悪魔の恋愛なので障害は多いし、
途中ふたりとも大変な目に遭ったりしますけど、
根本的なところで信頼関係があるので安心して読めるんです。
赤ん坊の時から優しい悪魔(!)が守ってくれるなんて、心強いですよね。
ちなみに本編で描かれなかったベリアル側のストーリーも続けて5話までイッキ読みしました。
日本の神話とかも出てきて面白い。
淑乃に危険が迫りつつあるようで、緊迫しています。
それにしても、修学旅行について来ちゃうベリアルは過保護ですね!
女性姿が最高に美しいです。
淑乃さん羨ましい・・・
続きが楽しみです。