ロマンス小説で英語の表現を勉強
以前に翻訳学校に通っていた時、先生から
「良い文章を書くためには、良い文章をたくさん読むことが大事よ」
とよく言われていました(ひとりの先生だけでなく、教わった先生ほぼ全員に言われた)。
宿題でリーディングの課題もたっぷり出ますが、そのほかにも自分で良い作品を探して読み、読みまくれ!と。
その時に知ったのは「New Yorker」や「Economist」などの雑誌。
新聞やニュース記事だけでなく、表現力を磨くために文学作品を読むことを薦められ
翻訳学校や図書館で借りてアーネスト・ヘミングウェイやマーガレット・アトウッド、カズオ・イシグロの小説を読みました。
読んだ作品は印象深く心に残って、一つ一つの文章が美しくて味わい深くて、
覚えるくらい読み返したものもありました。
でも最近わたしがはまっているのはロマンス小説です😝ハーレクインなどをよく読みます。 コメディでハッピーエンドで、読んだ後スカッとする作品が好き。
気軽に読めて、学べる英語の表現もたくさんある。
今は「Storm Warning」というサスペンス作品を読んでいます。電子版↓
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本当は紙の本で買って、知らない単語をハイライトしたり色々書き込んだりしたいのですが、洋書は高いので最近は電子書籍で読むことが多い。
今日は最初のところで、シングルマザーの主人公Noriが湖で嵐に遭って、Steveという男性に助けられるシーンを読んでいました。
SteveとNoriは初対面のシーンですが、なんだか彼には安心感を感じる。大柄で強くて声が優しい。
湖の上で助けてくれる時にSteveが「I won't let you go.」というシーンがあるのですが、わたしのなかで言われてみたいセリフの上位です。
印象に残ったのは、彼のことをmountain of a manと表現していたところ。実際の山以外についてmountainが使われているのは初めて見たかもしれない。何事にも動じない、包容力のある男性をイメージしました。
わたしは英語でライティングをする時によくconcernという単語を使いますが、名詞で使っていて、「心配させる」という動詞の形で使ったことがなかった。
この本を読んでいる時に動詞の表現があったので、覚えておいて何かの時に使ってみようと思います。
今日はmaelstromやwhirlpoolなどの水に関連した単語や、「for the birds」というイディオムを覚えました。
アメリアの11月トライアルを提出できて少しホッとしたので、しばらくはリラックスして楽しみながら勉強します。
いつも本を読むと、おもしろかった!で終わりますが、今日は一歩進めて
どうしてここはこういう単語を使ったのか
こういう書き方になっているのか
ということも少し意識できた。