shrichangの日記

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「わたしの幸せな結婚 1 」 あらすじ・感想

 

わたしの幸せな結婚 1 を読みました。

 

 

 

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感想(4件)

 

 

 

最初は苦手な話かもしれない・・・と思いましたが、

読み進むほどに引きこまれて、続きも読みたくなった作品です。

 

 

 

 

 

 

〜ネタバレあります〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公の斎森美世(さいもり みよ)は19歳。

幼い頃から不幸な境遇にありました。

 

 

愛する母と死に別れてから、継母と異母妹・香耶(かや)からのイジメに遭い、

使用人同然の扱いを受けています。

 

異能者の名門の長女でありながら、能力のない美世は肩身が狭い。

 

周囲の顔色を伺い、咎められないようひたすら耐え忍んできた美世。

 

 

そんな彼女には、唯一心を開いて話せる相手がいました。

幼馴染の幸次(こうじ)

 

彼との結婚が唯一の希望だった美世でしたが、幸次は香耶と結婚することになります。

 

 

代わりに、美世は異能の中でも名門として名高い久堂(くどう)家に嫁がされることに。

 

久堂家の当主・清霞(きよか)女性に見間違えるほどの美貌の持ち主。

 

高学歴かつ優秀な軍人ですが、

噂によればその性格は冷酷で、これまで何人もの女性たちが彼の元を去ったと言われています。

 

 

どんなに過酷な環境であろうと自分にはもう帰る場所がない

覚悟を決めて久堂家へと向かう美世。

 

挨拶をする美世に向かって、清霞は

自分の言葉は絶対でありたとえ死ねと言われたとしてもその通りにしろ

と命じます。

 

うなずく美世。 

 

 

清霞が幼い頃から働いている使用人のゆり江は、心優しい人でした。

美世がみずから食事の支度をしていると、ゆり江は彼女の手をとってお礼を言います。 

 

しかし、清霞は美世が食事に毒を入れたのではないかと疑います。 

久堂家の地位を狙っている可能性がある斎森家出身の美世のことを警戒していたのです。

 

 

この出来事が心に引っかかり、清霞は仕事に集中できないでいました。

 

その日の夜。

きつい物言いをしたことを美世に謝罪する清霞。

 

 

 

彼の目には、美世の令嬢らしからぬ言動が奇妙に映っていました。

 

古い擦り切れた着物を着ていること。

痩せた体に艶のない髪。

そして、自分に非がない場合でもすぐに謝るくせがあること。

 

そのことを美世に指摘しますが、彼女は実家での自分の境遇について語ろうとはしません

 

思いつめた表情の美世に、清霞は

もう謝るな

と言います。

 

その表情はどこかかなしげにも見えます。 

 

 

 

以前に、ゆり江が清霞は優しいと言っていたことを思い出す美世。

 

 

 

また朝食を作って欲しい、と頼む清霞。

 

美世の手料理を食べて美味しい、と漏らします。

 

ずっと誰にも褒められることがなかった美世は、思わず涙をこぼすのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

********

 

 

物語の序盤、不当な扱いを受けているにも関わらず

自分なんて・・・と諦めてしまう美世がもどかしくて見ているのがつらかったです。

 

いじめられっ子だったわたし自身の境遇と重ねていたのかも知れません。

 

 

美世は明らかに相手が悪いのに怒ったりすることがありません。全てを受け入れ、諦めてしまう。

 

そんな彼女が、清霞やゆり江と出会ったことで少しずつ変わってきます。

 

 

一番好きなシーンは、美世と清霞が初めて一緒に買い物に出かけるところです。

 

ボロボロの着物を繕って着ている美世ために、清霞は彼女に似合いそうな着物を選びます

美世を恐縮させまいとして、彼女のために買い物に来たことを黙っている清霞。

その心遣いが沁みます。 

 

 

少しずつ絆を深めていく美世と清霞の今後がとても楽しみです。