shrichangの日記

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天堂家物語1巻の感想

斎藤けん先生の「天堂家物語」1巻を読みました。

 

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Lalaで連載されているのを見かけて、ちょっと怖いシーンもあるけど

なんだか気になる・・・と印象に残っていて

単行本を買いました!

 

 

 

 

〜ネタバレあります〜

 

 

 

 

 

 

 

鳳城伯爵家の令嬢、蘭の身代わりとして

天堂家の令息である雅人に嫁いできた少女が主人公。

 

 

彼女が稀有な存在です。

 

まず、天堂家への嫁入りが嫌で死のうとしていた令嬢のため、

自分が身代わりになろうとします。

 

その日、初めて会った相手のために。

 

しかし、天堂雅人にその嘘を見破られ、その場で自害するように命じられます。

すると、本当に死のうとする。

 

雅人は、それを止めようとして怪我を負うのですが・・・

 

雅人は、まだ学生であるにも関わらず鋭い刃のような危険な雰囲気をまとっていますが、冴え冴えとした美貌の持ち主です。

彼女の自害を身を張って助けていますから、本当は優しいのかも・・・?

 

 

なんで、蘭(偽物)はその若さで、

他人のために命を投げ打つような

戦国武将のような覚悟を持って生きているの??

 

しかも、彼女は武術の達人。襲ってきた暴漢を淡々と撃退してしまいます。

 

そんな蘭に興味を持った様子の雅人。

鳳城蘭として生きるように命じます。

 

天堂家には、いろいろ秘密があるようで、

身内同士で憎しみ合ったり、ねたんだり、いろいろあるみたいなんですね。

 

雅人の叔母さんは、彼を誘惑しようとするし・・・

(しかも、雅人に自分の兄の面影を求めている)

 

こっわ〜

数年前に辞めたブラックな勤め先よりも怖い・・・

 

この環境で雅人さんが真っ直ぐな好青年に育ったら逆におかしいぞ

 

しかし、そんな中でも蘭(偽)の存在が光ります

 

周りのドロドロした人間関係に巻き込まれることなく、

あくまでもマイペース。

それでありながら、自分や雅人にふりかかる火の粉はしっかりふり払う持ち前の強さ!!

 

こういう女の子好きだ〜

 

そんな蘭は、なんと

あの雅人の笑顔を引き出してしまうのですよ!

 

身内に対しては、絶対に心を開かないぞオーラを出しまくっている雅人の。

 

う〜ん。これは、絶対好きになっちゃうな(ニヤリ)。

 

雅人の叔父に襲われた蘭をかばって怪我してますから、もう、絶対好きになってますね。

 

1巻で一番好きなシーンは

雅人が蘭を天堂家に留めようとする場面です。

 

蘭は、家に帰りたい。

けど、雅人は彼女に側にいてほしい。

いてほしいけど、自分からは「いてほしい」なんて言えない(笑)。

あの手この手で、なんとか蘭の方から「ここにいさせて」と言わせようとするのですが・・・

ほんと、可笑しい。

 

雅人は俺様キャラのように見えて実際には蘭に振り回されそうだな〜

 

ふたりの今後の関係とか 、 

天堂家の秘密や、この蘭を育て上げたじっちゃんの正体など

いろいろ気になる!

 

次巻も買ってしまうと思います。