shrichangの日記

好きな漫画や小説の感想、オンライン講座、心の健康のことなど書きます。

怒りの背後にある満たされていない欲求

 

 

 

瞑想していると

過去に起きた出来事を思い出して怒りが湧き上がってくることがあります。

 

今さら怒ったところでどうしようもない。

いつまでもクヨクヨしてちゃダメ

 

・・・と頭では思っても、

 

心臓はドキドキ、胃はムカムカする。

 

 

子供の頃に親から

「怒ると友達ができないよ。あんたはキレると怖いよ」

と言われたことがあって、

 

ムカッときても

怒っちゃダメ。と怒りを抑えて生きてきました。

 

(それでも爆発しますが)

 

 

 

 

 

怒りは悪いもの?

 

3人の女性たちが

スピリチュアリティや不安への対処、自分を愛することetc.についてユーモアを交えて語るPretty Spiritual Podcast

「怒りを手放す」というエピソード⬇️を聞いていたときに、気になった言葉がありました。

https://prettyspiritualpodcast.com/episode-21-how-to-let-go-of-anger/

 

 

それは

うつは怒りが内側に向かったもの

というもの。

 

  

 

 

自覚してはいなかったけれど、

私が経験している痛みや不安の背後には怒りがあるのかもしれない。

 抑えてきた怒りとちゃんと向き合いたい

と思いました。

 

 

 

 

怒りの驚くべき役割とは

 

「怒り」の感情を恐れたり拒絶するのではなく、きちんと受け止めたいと思い

 

非暴力コミュニケーション(NVC)を提唱した マーシャル・B・ローゼンバーグ博士の本

The Surprising Purpose of Angerを読みました。

 

 

The Surprising Purpose of Anger: Beyond Anger Management: Finding the Gift SURPRISING PURPOSE OF ANGE [ Marshall B. Rosenberg ]

価格:1,023円
(2020/3/6 15:43時点)
感想(0件)

 

 

 

 

本書で紹介されていたNVCの4つのステップ

  1. 怒りのきっかけ(原因ではない)を特定する
  2. 怒りの感情を引き起こす、自分自身の内側にあるイメージやジャッジを特定する
  3. ジャッジの背後にあるニーズに完全な注意を向ける
  4. 相手にニーズを伝える

 

 

これを自分でも紙に書き出して実践してみます。

 

1. 怒りのきっかけ 

 渉外法律事務所に勤めていたとき、弁護士と食事に行ったら「(私は)ハズれだな」と目の前で聞こえるように言われた。

 

2. 自分自身の内側にある怒りを引き起こすイメージ・ジャッジ

  •  弁護士は正しくあるべきである
  •  相手の前で悪口を言うことは許されない
  •  私には価値がない

 

3. ジャッジの背後にある自分の欲求

  •  私は尊敬されたい
  •  大切に扱われたい

 

ステップ4は相手が目の前にいないので省略。(この段階に至るまでには練習が必要だと思いました!)

  

怒りは誰かの行為ではなく、それに対する自分自身の解釈によって起こる。

 

 

私は他人の言動に怒っているとずっと思ってきましたが、このプロセスを試してみて

傷つく言葉を放つ他人は、実は私に対して何の影響力も持っていないことを発見。

私自身が「自分には価値がない。愛されない」と思っているから怒りを感じたことに気づきました。

 

他人が私たちを怒らせるためにできることは何一つない。

 

という博士のメッセージは力強いです。

 

 

 

 

 

 

タクシーでの出来事

 

NVCのもつ力が分かりましたが、

人からグサッとくることを言われたその瞬間にこれを実践できるのか・・・?

と自分で想像してみると、頭がカーッとなってむずかしそうです。

 

心が傷ついたとき、そのきっかけとなった言葉を放った相手を理解しようとすることは容易ではないと思います。

 

 

 

本書を読んでいて最も印象に残った部分は

ローゼンバーグ博士自身が激しい怒りを感じたという体験談。

 

 

ある日、博士がタクシーに乗っていると

運転手がユダヤ人に対して差別的な発言をしました。

 

ローゼンバーグ博士は激怒し、相手を傷つけたいという衝動に駆られます。

 

深呼吸をして、傷ついた自分自身に思いやりを向ける博士。

頭の中にあるジャッジを観察し、相手をやっつける想像をする。

 

 

そのあと、博士は運転手に共感しようとするのです。

 

ユダヤ人の人たちに関してつらい経験があるようですね。

 と、彼のことを理解しようとする。

 

運転手は、自分が抱えている悲しみやフラストレーションを博士に打ち明け

自分は理解されている、と感じるようになります。

 

そのときにはじめて、博士は彼が最初にユダヤ人に差別的な発言をしたときに自分がどんな痛みを感じたのか説明しようとするのでした。

 

しかし、運転手は自分が非難されているのだと誤解します。

 

博士がいくら

あなたを責めているのではなく、私の痛みに耳を傾けて欲しいのだ

と言っても、残念ながら彼には伝わりませんでした。

 

 

・・・ 

 

このエピソードを読んでいるとき、私の支えになると思った点は

 

怒りそのものは抑えようとしなくていい

自分の内側にあるその感覚を味わい、怒りの背後にある本当の欲求を満たすことにフォーカスする、という考え方。

 

 

怒りを感じる時は、それを抑えようとするのではなく

相手に言いたいと思う激しい言葉や、やり返したいと思うことを頭の中で想像し、その背後にある痛みに耳をすませる。

痛みを見つけることができたとき、自由になれる。

 

 

 

 

 

 

自分の欲求を満たす方に集中する

The Surprising Purpose of Angerを読み、私自身のことを振り返ってみると

他者に対して感じる怒りの背後には

相手に認められたい、愛されたいという欲求があることに気づきました。

  

相手に対してどうこうしようとするのではなく、

まずは自分の内側にある欲求を満たすことにエネルギーを集中したいと思います。