The Sheikh's Priceless Bride 最後の感想
Holly Raynerさんのロマンス小説
The Sheikh's Priceless Bride 最後まで読みました。
https://www.amazon.co.jp/Sheikhs-Priceless-Bride-Book-English-ebook/dp/B078TKLG73
〜ネタバレあります〜
カイザーの本当の目的を知ったジャッキー。
ショックのあまりその場から逃げ出してしまいます。
この後、一波乱あるのかと思いきや・・・
意外とあっさり、一件落着します。
ちょっと拍子抜けするくらい・・・
ジャッキーは強い人ということに尽きるのかな〜と思いました。
自分の立場に置き換えてみたら、
いくら相手が過去に傷を負っていても、
いくら反省して正直に話してくれたとしても、
なかなか許せないだろうし、不信感を拭えないだろうし。
だから許せる強さを持った人が羨ましい。
自分を信じているからこそ、できることだと思います。
結局、世界を股にかけた宝探しの末伝説のダイヤモンドも見つかり、
ふたりは結ばれて
おとぎ話のようなハッピーエンドで終わります。
う〜ん。
なんだかちょっと物足りない感じもする・・・
現実の人間って、もっとドロドロしてたりすると思うのです。
でも、それがこの作品の魅力でもあるかな。
主人公が善人で、過激な性描写もなく言葉も平易で読みやすい。
作中に出てきた「Triumph over Adversity」 困難に打ち克つ
という言葉が印象に残っています。
幼少期に苦労しながら素敵な女性に育ったジャッキーに向けて
カイザーがかけた言葉です。