shrichangの日記

好きな漫画や小説の感想、オンライン講座、心の健康のことなど書きます。

「川越の書生さん」のふ菓子スイーツを作る

 

「川越の書生さん」という漫画を読んでいます。

 

 

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いま埼玉に住んでいることもあって

表紙のレトロな雰囲気にひかれて購入しました。

 

 

表紙のイメージから、古風な純愛ストーリーを想像していたら・・・

埼玉の地元ネタ満載のコメディで楽しかった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ネタバレあります〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台は川越。

 

 

 

 

主人公の香南(かなん)は二十歳。

シェアハウスで暮らしていましたが、解散して実家の和菓子屋に戻ってきました。

 

 

 

 

半年ぶりに家に帰ると、そこには和装姿の美少年が。

浮世離れしたその美しさに幽霊と勘違いした香南。

塩を撒いて退散しようとします。

 

そんな娘に、地元の名物・巨大ふ菓子棒でツッコミを入れる母。 

 

 

 

謎の美少年の正体は、香南の家に居候している遠縁の高校生和数馬(かずま)でした。

 

 

 

 

 

事情を聞いた後も

和数馬が着物姿であることに疑問を抱く香南。

 

下宿代を免除してもらう代わりに、彼が広告塔としてお店の手伝いをしている事実を突き止めます。

 

 

 

高校生に集客の手伝いをさせていること

実の娘に「看板娘」の役割が回ってこなかったこと

に怒った香南。

 

母と口論になりますが・・・

 

 

 

ふたりの間に割って入った和数馬が

お店を手伝いたい、というその意気込みを語ります。

 

 

 

幼い頃に香南と一緒に行った川越まつりの感動。

川越に住んで、地域の一員として溶け込みたいと思っていること。

 

 

 和数馬は

一緒に祭りを見たときのことを覚えているか?

と、香南に尋ねます。

 

 

残念ながら、彼女は覚えていないのですが ・・・

和数馬にとっては忘れられない思い出がありました。

 

 

 

 

 

 

和数馬の一途な言葉に感動する母。

 

香南は、

シェアハウスが解散になり実家に戻ってきたことを切り出します。

 

 

母は

何で早く言わないの!と怒りますが

 

和数馬は

香南と一緒に暮らせるのは嬉しい、と穏やかに応じます。

  

 

こうして書生さんと一緒の暮らしが始まるのでした。

 

 

 

 

 

 

この作品を読んでいて一番面白かったのは

 

和数馬の魅力に惹かれつつも

恋愛対象としてみてはいけない

と自制する香南と

彼女に恋する和数馬が心を通わせるシーン

 

ですが

 

そこに織り交ぜられる埼玉あるあるがとっても面白い。

普通の観光ガイドよりずっとインパクトあります。

 

 

 

 

メインの観光スポットだけでなく

しまむらヤオコーなどの普段使いのお店や

地元の高校事情など

 

住んでる人にしか分からない情報がたくさん。

 

そして 

ねこまんま焼きおにぎり、モンブランソフト、おさつチップ・・・

などのご当地グルメ

 

 

特に印象深いのは、香南と喧嘩した後に母が作る定番

ふ菓子スイーツ

 

 

折れてしまった巨大ふ菓子棒をバターで焼いて、

バニラアイスとメープルシロップをかけたもの。

 

ふたりが仲直りするときのお菓子。

 

 

 

 

 

これが食べたくて試してみました。

 

 

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漫画のレシピでは仕上げにメープルシロップをかけますが

瓶の蓋が開かなくて断念。

 

 

 

これまで「ふ菓子を焼く」という発想がなかったのですが

周りの黒糖がこんがりほろ苦い

アイスの冷たさや甘さと合っておいしかったです。

 

 

 ごちそうさまでした。