「DARE」不安・パニック発作がなくなる新しい方法の本
パニック発作来た
この前、スーパーに買い物に行ったらレジがめずらしく混んでいて、並んでいるときにちょっとパニック発作が出そうになりました。
心臓がばくばくしてきて、あー来るなぁ〜来るなぁ〜って。
EFTタッピングで鎖骨をトントンしたり深呼吸したり、周りの景色を見たりして気を紛らわして何とか乗り切りました。
頭では大丈夫だと分かってるけど・・・怖い。
不安・パニック発作がなくなる新しい方法の本
それで最近は
Dare: The New Way to End Anxiety and Stop Panic Attacks Fast
という本を読んでいます。
原文のタイトル「Dare」は Defuse、Allow、Run Toward、Enage
の頭文字だそうで
不安との関係を変えるための4つのステップとして紹介されています。
「dare」自体は「あえて〇〇する」、「思い切って〇〇する」意味もありますね!
空を飛んでいる人が描かれた表紙が印象的で目に留まり、レビューも高評価なので購入。
経験しないとわからないつらさ
家族や心療内科の先生は話を聞いてくれますが、パニック発作の恐怖や不眠のつらさは経験したことがない人にはなかなか理解してもらえないなぁ〜
と思います。
「Dare」を楽にスラスラ読めるのは、著者のBarry McDonaghさんがパニック発作を経験して克服した人だからかもしれません。
発作の恐怖や葛藤を解っている人なので安心感があるし、彼がコーチングしてきた人たちの体験談にもすごく共感する。
例えば、パニック発作の恐怖があって床屋に行けなかった人の話が出てきます。
私も長時間じっとしていなければならない美容院は苦手・・・なので「その気持ちすごくわかる」と思った。
パニック発作の症状を経験している人は世の中に大勢いて、私ひとりではないこと
が分かるだけでもちょっと安心する。
不安があっても大丈夫
パニック発作の時の恐怖感、心臓のドキドキ、息苦しさはできればもう経験したくない!
もしやって来てしまったら、一刻も早くどこかへ行って欲しい、というのが正直な気持ちです。
でもDAREを読んで分かったのは
不安から逃げようとすればするほど自由になれない
ということ。
なので、不安をまるで友達のように迎え入れる練習をします。
本に紹介されている、不安をキャラクター化して想像するプラクティスをやってみた↓
絵にするとあまり怖くないかも・・・ニックネームは考え中です。
不安でザワザワした気持ちになった時に、その気持ちに「いていいんだよ」と思ってみたら、なんだか泣きたくなってきました。
不安に対して
いつも私を守ろうとしてくれてるのに、 邪魔者扱いしてごめん。
と言いました。
アプリも使ってみる
DAREにはアプリもあって↓
The Dare Response Mobile App – Dare Response
有料コンテンツもありますが、無料でも色々な音声ガイドが聞けるのでインストールして試しています。
いちばん気になったのはパニック発作の時のためのオーディオ。
発作が出るのは外が多いので、実際になった時に聴くためにはイヤフォンが必要かも。
でも、本書で紹介されていたステップを自力でやる余裕がない時、このガイド聞くだけでも少し落ち着くかもしれません。
あとDARE Responseのステップを思い出すための文章をメモして持ち歩いています↓
今度日本語に訳してみよう。
Dare: The New Way to End Anxiety and Stop Panic Attacks Fast
は不安や恐怖心など不快な感情・感覚との付き合い方を変えるきっかけになる本で
私は読んでいて気が楽になりました。
専門用語や難しい言い回しがなくて、比較的読みやすいです^^
そのうち、日本語版も出るといいですね。