shrichangの日記

好きな漫画や小説の感想、オンライン講座、心の健康のことなど書きます。

マインドフルネス ストレス低減法コースの3週目

 

 

マインドフルネスストレス低減法 

 

Palouse Mindfulnessのオンラインの8週間のコース

➡️ Online MBSR/Mindfulness (Free)

 

3週目を実践してみた感想です。

 

思考との付き合い方を学ぶ3週目。

日々の練習として、瞑想に加えてヨガも行うようになりました。  

 

 

 瞑想中にリラックスしたい

 

1〜2週目でボディスキャンや座位の瞑想を続けるうちに、心身の緊張がほぐれる瞬間がありました。

 

すると、この状態をキープしたい!という気持ちが湧いてきます。

 

身体の緊張が取れた〜と喜んでいると・・・

次の瞬間緊張感や不快感が戻ってきてがっかり

 

 

しかし

瞑想はリラックスすることとは違う、と

Jon Kabat-Zinn博士の”Meditation - It's Not What You Think”を読んで知りました。

 
 
 
 
 ネガティブな思考さえなければ・・・

 

リラックスしたいという欲求と同じくらい顕著だったのが

ネガティブな思考を無くしたいという気持ち。

 

 

起こった出来事に対する怒りや悲しみで身体が緊張し、

痛みや不眠などの症状が起きると信じていました。

 

私にとって

不快な感情を引き起こす思考消したい存在

 

しかし

あれこれ試してみても

ネガティブな考えは無くなりませんでした。

 

 

”The Samurai and the Fly”という美しいアニメーション映像で描かれたように、

嫌な思考を消そうとすればするほど、そうできないことにフラストレーションを感じる。

 

 

「こうしなければ」を手放す

自分・他人に対する怒りや身体の緊張をなくそうとすることを止め、

ただその感覚に関心を向け続けると、気持ちに余裕が生まれてきました。

痛みが無くならなくても、それがある状態を受け入れる余裕。

 

 

正確にポーズをとりたい!

 

私が長年通ってきたヨガスタジオでは、アラインメントが重視され

自分にできる最大限の努力をして、ポーズを完成形に近づけることを目指します。

 

 

なので

 

膝が曲がっていないか

姿勢が崩れていないか 

etc.

常に気になります。

 

 

なかでもねじりのポーズが苦手な私は

先生に姿勢を直されたり、ねじりを深めるアジャストをしてもらうことが多いです。

 

 

 

 

本コースのマインドフルヨガを練習している時も
その時の記憶が蘇ってきて・・・

 

もっと深くねじらなきゃ!

 

とジャッジする声が聞こえてきます。

「何もしないでいい」なんて到底思えない。

 

 

 

しかし、マインドフルネスのヨガは

「すること」よりも「しないこと」を練習するもの。

 

内側に意識を向けて

正しくポーズをとることよりも、身体やマインドの認識に集中します。

 

 

ラクティスの記録で指示されている通りに

この経験から何かを得ようという期待を手放してみると・・・

 

自分の行動に対してジャッジしなくなり、
ここにいることそのものに喜びを感じられました。

 

その解放感は子供だったころの感覚に近いものでした
 

 

f:id:shrichang:20200323133550j:plain



 

 

ありのままの状態で十分

”Non-Striving”という動画のなかでJon Kabat-Zinn博士が

 

ありのままの現在の状態が十分である、と認識することが癒し

 

と仰っていて、その通りだと感じます。

 

 

 

 

眠れるようになったら

 

電車に乗れるようになったら

 

元気になったら

 

・・・

と思って色々な努力をしてみても、思うように良くならないとつらい。

 

痛みや不調があったとしても、今の自分にOK!と言えると

ちょっと気持ちが楽になりました。