先月、Radical Compassion Challengeというオンラインイベントに参加したときに
Jon Kabat-Zinn博士のインタビューで紹介されていた
マインドフルネスストレス低減法
に興味を持ちました。
Palouse Mindfulnessのオンラインの8週間のコース
➡️ Online MBSR/Mindfulness (Free)
は100%無料で登録も不要。さっそく始めてみることにしました。
マニュアルをダウンロードして印刷し、
専用のファイルを作成。
その週の動画を見て、資料を読み
毎日の瞑想 (約30分)を行ってシートに記録をつける。
始める前に、本プログラムを受講する目的をワークシートに記入。
本コースを修了するまでに、私は
- ストレスが多い環境でも穏やかな気持ちで過ごせるようになりたい。
- 毎日熟睡できるようになりたい。
- 自分がどんな状態であったとしてもありのままの自分を受け入れられるようになりたい。
と書きました。
コースのイントロダクションで提供された資料によれば、マインドフルネスはうつや不安の軽減にも効果があるそうで
これらの症状が楽になってほしいと思います。
1週目はボディスキャン瞑想について学習しました。
初めてこの瞑想法を練習したときは、苦手な買い物から帰ってきた直後。
レジが混んでいて背後のお客さんは風邪らしく咳き込んでいる。
普段は自然に流せるちょっとしたことも、不安があると気になってしまう。
ザワザワして落ち着かない気持ちでした。
自分の部屋の中心で仰向けになり、音声ガイドに従って
足の指先から徐々に身体の上の方へ意識を向けて行きます。
30分間の瞑想中、何回も
その日やるべきことや
家族に連絡したいこと
何を食べようか・・・
と気がそれて、その度に音声と自分の身体に意識を戻すことを繰り返しました。
道路を走る車の音や
自分の身体に感じる違和感・痛みが気になりつつも、
マットに触れている身体の部分はリラックスして広がっていく感覚があり
瞑想を始める前にはなかった安心感を得られました。
1週目の動画は、マインドフルネスの効果などについて分かりやすく説明されていて共感を感じる内容です。
そのなかで、少し変わった内容で興味を引かれたのが
Amy Pence-Brownさんが市場で行ったアートの社会実験。
多くの人たちで賑わうマーケットに水着姿の女性が現れて、目隠しをする。
最初は彼女が何をしているのか分からなかったのですが、
足元に置かれた看板の文字を見たとき涙が溢れました。
自信を喪失させるようなメッセージで溢れた世の中で、ありのままの自分を好きでいることの大切さに気づかされます。
また、動画を見ながら実際に体験するレーズン瞑想もとても面白い。
はじめてレーズンを手に取った気持ちになってじっくり観察し、五感を使って味わう瞑想。
これまで当たり前に食べていたはずのレーズンですが
そのまま舌の上で転がしてもあまり甘さを感じない
表面の皮を破ったときに、甘みが広がってくる
という発見がありました。
楽しいので他の食べ物でも試しています。